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昔ながらの釜焚き製法でつくる洗濯洗剤

昔ながらの釜焚き製法でつくる洗濯洗剤

洗濯洗剤や柔軟剤を購入するとき、なにを基準に選ぶのがベストな選択肢でしょうか。

汚れ落としの強さを追求すると環境負荷の観点では配慮が足りなかったり、逆に環境だけを重視しても同様のことがいえます。商品価格も検討材料にすると、やはりどの商品も一長一短といったところではないでしょうか。

私たちがこの洗濯洗剤で目指したのは、性能や価格、環境配慮などあらゆる観点でオールラウンダーな商品づくりです。

開発を担当してくださったのは、老舗の石けんメーカーさんです。
石けんと洗濯洗剤の組み合わせは意外に思われるかもしれませんが、このメーカーさんは手洗い用の石けんだけでなく、業務用の洗剤や家庭用の掃除用品など手広く開発を手がける、いわば汚れ落としのプロフェッショナルです。

今回の洗濯洗剤の売りはなんといっても「昔ながらの釜焚き製法」でつくった純石けん配合という点です。

純石けんを洗濯洗剤に使用すると、一般的な合成洗剤よりも洗い上がりや肌触りがよくなり、吸水性の向上が期待できます。

汚れ落としだけが目的の合成洗剤は、良くも悪くも洗浄力が強すぎるものが多く、生地本来が持っている天然の油脂も取り除いてしまうリスクがあります。
その点、純石けんは生地の風合いを損ないにくく、植物由来の脂肪酸が自然な油として残ります。残った油は肌に触れても問題のない成分のため安心して使用できます。

生分解性という点においても、石けんはそもそも水に弱い性質なので、海や川に流れるといずれは界面活性成分が消えて水生生物のエサになるというのもポイントです。

そのようにメリットばかりに思える純石けんですが、デメリットは一般的な合成洗剤にくらべて使用量が多くなってしまうという点です。

純石けんは洗浄力があまり強くないため、必然的に使用量が多くなります。そうすると冬場などには溶け残りが多くなり、衣類や洗濯槽の汚れの原因となってしまいます。
つまりは純石けんも合成洗剤も、視点を変えると一長一短であることがわかります。

そこで私たちは純石けんだけでも合成洗剤だけでもなく、お互いのいいところを合わせた洗濯洗剤が理想形であると考えました。
それぞれの洗浄力や発泡性を組み合わせることで、洗濯洗剤の使用量を少なくすることができます。さらには環境負荷の低減も考慮しつつ、商品本体のコストを比較的抑えることに成功しました。もちろん肝心の洗浄力にも自信があります。

これらの点から、まさにオールラウンダーと呼べる洗濯洗剤の開発に成功したと自負しています。

この洗濯洗剤とあわせてお試しいただきたいのが、同じシリーズの柔軟剤です。

柔軟剤が持つ本来の役割は、もちろん読んで字のごとく衣類を柔らかくさせることです。
しかしいつの間にか世の中の多くの商品は、本来の目的よりも「香りをつける」ということに重点を置いているものが主流になっていることに気づきました。

もちろん香りも重要な要素のひとつではあるのですが、私たちは本来の目的である「衣類をいかに長持ちさせるか」という点に注力した柔軟剤を開発することにしました。

ふんわりとした仕上がりが自慢の、植物由来の界面活性剤を配合したナチュラルな柔軟剤です。

そうして完成した商品がこちらです。
主張をしすぎない香りを3種類ご用意しました。

・鈴蘭とすみれ草
・野草と花のサボン
・森とシトラス

それぞれ400mLと1,000mLの展開で、洗濯洗剤と柔軟剤を合わせて計12商品があります。

定番のフローラル系、サボン系に加えてウッド系の香りもご用意しています。柔軟剤の香りでウッド系のものはかなり珍しいので、ぜひ店頭でその香りを実感していただけたらと思います。

 

 

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